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院長動画コラム

コラーゲンは食べ物やサプリで肌に届く?ビタミンCと一緒にとる理由を韓国の皮膚科専門医が解説

コラーゲンを食べ物やサプリでとると肌に届くのか。ソウル江南の皮膚科専門医が、コラーゲンとエラスチンの違い、一緒にとりたいビタミンCと必須アミノ酸、効きやすくする条件を解説します。

まず動画で

皮膚科専門医がコラーゲンと必ず一緒にとる「これ」(ほとんどの人が知らない)|肌にハリのある人がとるコラーゲンの効果、エイジングケアとハリのコツ(+白熱の議論)

キム・ホンソク院長のYouTubeより — 韓国語音声。消音で自動再生します。タップで音声オン。

皮膚科専門医がコラーゲンと必ず一緒にとる「これ」(ほとんどの人が知らない)|肌にハリのある人がとるコラーゲンの効果、エイジングケアとハリのコツ(+白熱の議論)

こんにちは。VOS皮膚科クリニック院長、皮膚科専門医のキム・ホンソクです。韓国の皮膚科専門医として21年、ソウル・江南の島山公園前にあるクリニックで、カウンセリングから施術まで私が自分で担当しています。

「コラーゲンを食べ物やサプリでとると、本当に肌にいいんですか」という質問は、診察室でもとても多くいただきます。皮膚科専門医のあいだでも意見が分かれるテーマなので、同じくYouTubeで発信している皮膚科専門医の先生2人と一緒に、遠慮なく議論しました。このページは2024年11月に公開したYouTube動画をもとに、海外の読者に向けてまとめたもので、製品のブランド名は省いています。ページ上部の動画は、日本語に翻訳された字幕をつけて見ることができます。

先に結論

  • コラーゲンはロープやデニムのように肌の骨組みとハリを支える成分で、伸びて戻る弾力は主にエラスチンが担っています。
  • コラーゲンは真皮の乾燥重量の大部分を占め、年齢とともに減るため、化粧品やサプリ、施術の多くがコラーゲンに注目しています。
  • コラーゲンを食べ物やサプリでとるなら、ビタミンCと必須アミノ酸も一緒に。ビタミンCはコラーゲンをつくる過程に欠かせません。
  • 飲むコラーゲンは無意味ではありませんが、肌への根拠は限られています。肌に再生のサインを送る施術と組み合わせると届きやすいと考えています。

食べ物でコラーゲンをとるときの3つのポイント

先に結論です。動画では「この食品を食べればいい」という具体的な食品リストは出していません。そのかわり、食べ物でとるときに押さえたいポイントは次のとおりです。

  • 必須アミノ酸を含むたんぱく質を食べ物からとる:必須アミノ酸は体内ではごくわずかしかつくれないので、外からとる必要があります。バリン、リシン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、トリプトファン、メチオニン、フェニルアラニンの8つです(動画 07:17〜)。
  • ビタミンCを一緒に:リシンに水酸基がついてヒドロキシリシンになる反応にはビタミンCが必要で、これがないとコラーゲンづくりがスムーズに進みません。「コラーゲンを食べるならビタミンCも」というのが動画でのシンプルな答えです(動画 08:27〜)。
  • 期待しすぎず、長く続ける:とったものは体に影響しますが、関節など肌以外にも使われるので、シワが消えるほど肌に届くかには疑問もあります。それでも長く続けてとれるなら、ある程度の効果はあると考えています(動画 09:04〜)。

コラーゲンとは:肌の骨組みをつくるたんぱく質

コラーゲンは、肌の構造を支えるたんぱく質です。

コラーゲンという言葉は、ギリシャ語の「にかわ(接着剤)」に由来します(動画 00:49〜)。肌をはじめ体のあちこちにあるたんぱく質で、接着剤のようにしっかりと絡み合った形をしています。ゼラチンもコラーゲンからつくられるものです。20種類ほどあるアミノ酸のうち、主にグリシン、ヒドロキシリシン、ヒドロキシプロリンで構成され、これがつながった鎖が3本よりあわさって、三重らせん構造をつくります。真皮でとても重要な役割を担っているので、エイジングケアの話題がコラーゲンに集まっているのです。

コラーゲン=弾力、は少し違う

コラーゲンはハリと支えを、エラスチンは伸びて戻る弾力を担っています。

コラーゲンの話になると、たいてい「弾力」の話になりますが、それは少しずれています(動画 02:10〜)。私たちはコラーゲンを、よりあわせたロープにたとえました。とても丈夫で、繊維が集まって構造をつくり、力が加わっても耐えられるようにしています。でもロープはゴムのように伸びません。ジーンズで考えると、ストレッチのないデニムがコラーゲンだけの状態、ストレッチ入りのデニムがコラーゲンとエラスチンがそろった状態です。

韓国語では、コラーゲンを「膠原線維」、エラスチンを「弾力線維」と呼び分けます。コラーゲンが減ると支えが弱くなり、ボリュームが落ちてシワができます。肌がもとに戻る感じがなくなるのは、コラーゲンだけでなく別の要因が大きいのです。

コラーゲンとエラスチン、量と働きの違い

コラーゲンは量が圧倒的に多く、減ると目に見えやすい。エラスチンは量は少ないけれど働きが重要です。

真皮の乾燥重量のうち、コラーゲンは70%以上を占め、エラスチンは1.5〜4.8%ほどです(動画 04:58〜)。たくさんあったものが一気に減るのと、もともと少ないものが減るのとでは、感じ方がまったく違います。紫外線による老化では、コラーゲンは量が減り、エラスチンは変性して、数は残っていても伸びきった輪ゴムのように働きが変わってしまいます。

化粧品も健康食品も医療機器も、コラーゲンを中心にしたものが多く、「弾性線維を注射します」というものはありません(動画 06:01〜)。量を補うのがいちばん直感的で効果も見えやすく、壊れた働きを取り戻すのは遺伝子レベルの精密なコントロールが必要で、まだよくわかっていないからです。コラーゲンは20代に入るころから少しずつ減りはじめます。

コラーゲンを食べ物やサプリでとるなら、ビタミンCと必須アミノ酸を

コラーゲンをとるならビタミンCも一緒に、そして必須アミノ酸を含むたんぱく質を意識してください。

アミノ酸には、体内でつくれる非必須アミノ酸と、食べ物からとらなければならない必須アミノ酸があります(動画 07:17〜)。コラーゲンが正しくできるには、リシンに水酸基がついてヒドロキシリシンになる必要があり、その反応にビタミンCが欠かせません(動画 08:27〜)。そこから細胞の外でコラーゲンが組み立てられていきます。つまり、コラーゲンをとっても、ビタミンCがなければその過程がスムーズに進まないということです。動画のなかでも「コラーゲンを飲むならビタミンCを」という話になりました。

私も、必須アミノ酸が入ったものはとってみてくださいと伝えています。発表された研究では、必須アミノ酸に目印をつけて追跡したところ、関節や一部は肌にも運ばれていました。関節が痛かった方が、こうしたアミノ酸をとった後に痛みが軽くなったというデータもあります(動画 09:04〜)。とったものが体に影響を与えるのは確かですが、すべての方に同じ結果を約束するものではありません。体には肌以外にもコラーゲンを必要とする臓器がたくさんあるので、シワが消えるほど肌に届くかについては、皮膚科医として疑問もあります。それでも、長く続けてとれるなら、ある程度の効果はあるだろうと考えています。

飲むコラーゲンは意味がある?白熱した議論

結論は「まったく無意味ではないが、そこにすべてを賭けるほどのものでもない」でした。

議論では、ひとりの先生が批判的な立場をとりました(動画 10:21〜)。私の話にはうなずきつつ、飲むコラーゲンを支える論文の質はそれほど高くなく、仮に効くとしても効率が悪すぎる、という意見です。たとえとして挙げたのが、試験問題を事前に手に入れたのに、子どもに渡すときにはびりびりに破れていた、という話でした。必死に貼りあわせれば何問かは当たるかもしれませんが、あまりにも効率が悪い。肌をよくしたくて飲むと、がっかりするかもしれない、ということです。

それでも市場が大きいのは、誰もがクリニックに通えるわけではなく、家で手軽にできることを探した結果なのだと思います。私たちの結論は「まったくの空振りではないが、命をかけるほどのものでもない」というものでした(動画 12:08〜)。医学は変わります。私が学生のころは、牛乳やチョコレートでニキビが増えるのは迷信だと言われていましたが、今は教科書にも影響があると書かれています。今後の研究を見ていく必要があります。塗るコラーゲンや加水分解コラーゲンが真皮まで届くのか、今あるコラーゲンを守る習慣については、別の動画をもとにしたコラーゲンペプチドの効果のページにまとめています。

コラーゲンは「再生のサイン」と組み合わせると届きやすい

コラーゲンだけをとるのは、運動せずにプロテインだけ飲むようなものです。施術と組み合わせると肌に回りやすくなると考えています。

議論の末にたどりついたのが、このたとえです(動画 12:52〜)。筋肉をつけたい人は、しっかりトレーニングしてからプロテインを飲みますよね。運動を一切せずにプロテインだけ飲んで筋肉が増えるのを期待するのと、コラーゲンだけをとるのは似ています。まず肌に「ここに来て」というサインを送る環境をつくる。たとえばサーマクールFLXのような高周波の施術を受けたうえでコラーゲンをとれば、肌に回る分が増えるだろう、というのが私の考えです。

敏感肌にも似た考え方があてはまります(動画 13:32〜)。バリアが傷つき炎症がある肌は、もともと回復しようとする力が働いています。レーザーはコントロールされた熱で意図的に刺激を与えるもの、肌荒れは望まない刺激ですが、どちらも細胞は回復しようとしているので、そのときに材料が入ると回復の助けになるかもしれません。試験問題のたとえを出した先生も、「組み合わせられる状況をつくれば役に立つ」と少し意見を修正していました。

コラーゲンをとること自体は、続けられるなら悪くありません。ビタミンCを一緒にとり、施術の代わりになるとは期待しすぎないことです。クリニックでのたるみケアについては、韓国でサーマクールFLXを選ぶポイントや韓国のたるみ治療と3つの原因にまとめています。実際に施術を受けた方の様子はインフルエンサーのVOS体験でご覧いただけます。

結果には個人差があり、サプリと施術のどちらが、あるいは両方が合うかはカウンセリングで判断します。

動画の見どころ

  1. 0:00皮膚科専門医3人が集合
  2. 0:49コラーゲンとは何か
  3. 2:10コラーゲン=弾力、は誤解?
  4. 4:03エラスチンとコラーゲンの正しい関係
  5. 6:57コラーゲンと一緒にとりたい栄養素
  6. 10:16飲むコラーゲンの効果をめぐる白熱の議論

この動画で話している施術

VOSで施術を受けた方の体験

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Q&A

Q&A — よくいただく質問

コラーゲンを食べ物でとると、肌にも届きますか?
とったものは体に影響を与えます。発表されたデータでは、アミノ酸が関節や一部は肌に運ばれる様子が確認されています。ただ、シワを予防できるほどの量が肌に届くかははっきりせず、研究の質も高いとは言えません。すべての方に効果を約束できるものではありません。
コラーゲンと一緒にとるとよい食べ物や栄養素はありますか?
ビタミンCと、必須アミノ酸を含むたんぱく質です。ビタミンCは、コラーゲンをつくる途中でリシンに水酸基をつける反応に必要です。ビタミンCが足りないと、その過程がうまく進みません。
コラーゲンが減ると、肌の弾力がなくなるのですか?
少し違います。コラーゲンはロープのように丈夫ですが、伸び縮みはしません。伸びて戻る弾力はエラスチン(弾性線維)の役割です。コラーゲンが減るとボリュームが落ちてシワができ、弾力が落ちるのはエラスチンの変化が大きく関わります。
コラーゲンのサプリや食べ物は、施術と一緒にとると意味がありますか?
私たちが一致したのはこの点です。コラーゲンだけをとるのは、運動せずにプロテインだけ飲むようなものです。高周波などの施術で肌に再生のサインを送ったうえでとると、肌に回りやすいと考えています。どれくらい差が出るかは個人差があります。
コラーゲンはいつから減りはじめますか?
一般に20代に入るころから少しずつ減りはじめます。紫外線による老化では、コラーゲンの量が減り、エラスチンは性質が変わって働きが落ちます。

効果・腫れ・回復には個人差があります。このページは院長の動画をもとにしたVOS皮膚科の一般的な情報で、診察に代わるものではありません。

担当医

キム・ホンソク院長について

サーマクール FLXは、最初の肌診断から経過チェックまで、キム院長が自ら担当します。

キム院長は美容皮膚科を専門とし、肌の再生、フェイスラインの改善、健やかなエイジングケアに取り組んでいます。患者さま一人ひとりの肌状態とご希望を丁寧に把握したうえで、自然で洗練された仕上がりを目指す治療計画をご提案します。

VOSでは、診断・施術・経過管理まで、同じ専門医が一貫して責任を持ちます。肌の構造と変化のパターンを正確に理解した診療が、仕上がりの完成度を高め、副作用のリスクを抑えます。

経歴・役職

現職
VOS皮膚科クリニック 院長
皮膚科専門医
学歴
医学部 首席卒業
教職
清州大学 医療美容学科 兼任教授
東国大学 美容医科学科 兼任教授
学会役員
大韓皮膚科医師会(KDA)理事
大韓アンチエイジング皮膚科学会(KAAD)理事
委員会
大韓皮膚科学会 学術委員
大韓皮膚科医師会(KDA)情報委員
所属学会
大韓皮膚機能医学会 会員
大韓レーザー医学会 会員

ブランドアドバイザー

スキンケア
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  • スキンシューティカルズ
  • ラ ロッシュ ポゼ
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  • ビオデルマ
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注入製剤
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  • リジュラン
医療機器
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学術・講演活動

講演、ライブデモ、ブランド教育 — 韓国とアジア各地で。

掲載されている学会発表・講演
116
掲載期間
2016–2026
2023年(掲載件数が最多の年)
25
年別の学会発表・講演数
  • 2016: 1件
  • 2017: 5件
  • 2018: 4件
  • 2019: 12件
  • 2020: 5件
  • 2021: 4件
  • 2022: 17件
  • 2023: 25件
  • 2024: 23件
  • 2025: 16件
  • 2026: 4件
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    • 第13回 I-SWAM インドネシア

メディア出演

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  • 「肌寿命のゴールデンタイム」(2021年7月)
  • パク・ヨングァンのラジオショー — 月曜レギュラー
  • 「グッドモーニング」— 春の日差しと肌(2023年3月)
  • チョ・ウジョンのFM大行進 — ドクターファミリーコーナー
  • 「メン・オン・エア」— 夏のスキンケア

論文・著書

  • Juvelook Comparative Pain Assessment
  • 化粧品カウンセリング学 専門家課程
  • 皮膚美容 成分学

出典:VOS皮膚科 公式サイト(韓国語)の院長プロフィール

院長紹介を見る
キム・ホンソク院長のYouTube · @pialnam登録者数 197K · 実際に担当する皮膚科専門医が肌の仕組みを解説
院長の動画

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