リジュラン 韓国で受けると、帰国便までに注射跡は引く?
リジュラン 韓国での施術を考えている方へ。PN注射の仕組み、向く肌と向かない肌、帰国便までの経過と3回の通い方を皮膚科専門医が説明します。写真と日程はLINEで送れます。

「リジュラン 韓国」で受ける場合も、注射そのものはサーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を真皮に細かく入れて、肌が自分で回復する環境を整える治療で、標準は1か月おきに3回です。渡航して受けるとなると、顔に残るポツポツとした注射跡が帰国の飛行機までに引くかどうかが気になるところです。膨らみは多くの場合翌日までに落ち着きますが、内出血が出ると1週間ほど残ることもあるので、施術日は帰国前日より前に置くと余裕が出ます。
私はVOS皮膚科の院長、キム・ホンソクです。皮膚科専門医として21年、ソウル江南の当院では相談から施術まで私が直接担当しています。日本から受けに来る場合、3回の通い方と帰国後の過ごし方が日本で受けるときとは変わるので、注射の仕組みや向き・不向きと合わせてここに整理しました。
先にひとつだけ確かめたい方は、メイクをしていない顔を自然光で正面と左右から撮った写真と、渡航を考えている日付をLINEで送ってください。
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リジュランは肌の中で何をしているのですか
リジュランの主成分であるPNは、真皮でコラーゲンなどをつくる線維芽細胞が働きやすい環境を整え、肌が自前で回復する力を後押しします。ヒアルロン酸のように量で膨らませる治療とは、目的が違います。
PNは精製したサーモンのDNAから取り出した成分で、人の組織となじみやすいことから選ばれてきました。極細の針で真皮に少しずつ注入し、肌のバリア、うるおい、ハリの土台を立て直していきます。効果は1回で完結するものではなく、1か月間隔で3回受けると半年以上続くことが多い、というのが標準的な考え方です。
当院で扱っているリジュランは3種類あり、部位と目的で使い分けます。
| 種類 | 主な部位 | 特徴 |
|---|---|---|
| リジュラン ヒーラー | 顔・首 | PNのみ。バリア機能、ハリ、小じわ |
| リジュラン i(アイ) | 目元 | 薄い目元の皮膚向け。小じわとくま |
| リジュラン HB+ | 顔 | PNにヒアルロン酸と局所麻酔成分リドカインを配合し、保湿を強めたもの |
2024年にJournal of Cosmetic Dermatologyに掲載されたポリヌクレオチドの系統的レビューでは、肌のきめ、弾力、小じわの改善を報告した研究が多くみられました。一方で、研究ごとに評価方法や対象がそろっていない点も指摘されています。期待してよいのは「肌の質が少しずつ整う」方向の変化で、輪郭を引き上げる治療とは役割が分かれます。
韓国のメニューでは、PNと並んで「PDRN」という言葉もよく目にします。どちらもDNA由来の成分ですが、PDRNは分子の鎖が短く、PNはより長い鎖をもつ点が異なると、Pharmaceutics誌の総説は整理しています。リジュランはPNの製剤です。
美容液やパックの「リジュラン」は注射と同じですか
名前は同じでも、届く深さが違います。化粧品は皮膚の表面に塗るもので、注射は針でPNを真皮まで直接届けます。
皮膚のいちばん外側にある角層は、異物を通さないための壁です。皮膚科でよく引用される「500ダルトンルール」(Experimental Dermatology、2000年)は、皮膚をよく通過する成分はおおむね分子量500以下だという目安を示しました。PNのように長い鎖をもつ分子はこの目安を大きく超えるため、塗った成分が注射と同じ深さで働くとは考えにくいのです。
クリームやパックを使うこと自体は、乾燥対策として意味があります。ただ、「美容液を使っていたから注射も同じくらい」と考えて来られると、期待と実際がずれやすくなります。

リジュランが向いている肌、別の方法を考えたい肌
向いているのは、皮膚が薄く敏感で、細かいしわ、きめの粗さ、ハリの低下が気になる方です。頬やフェイスラインが下がって見えることが主な悩みなら、リジュランだけでは物足りなく感じることが多くなります。
熱を加えるレーザーや機器で赤みが長引きやすい敏感肌では、注射で回復の土台を整える方法が候補に挙がります。日本で「肌が弱いので強い施術は難しい」と言われた方が、次の選択肢として調べていることも少なくありません。
一方で、次に当てはまる場合は受ける前に申告してください。
- 魚や魚由来成分にアレルギーを起こしたことがある
- 妊娠中、授乳中、または近く妊娠を考えている
- 施術したい部位にニキビの強い炎症、ヘルペス、傷がある
- 血液を固まりにくくする薬を飲んでいる(内出血が出やすくなります)
- 自己免疫疾患やケロイド体質で治療中である
悩みの中心が「量」や「たるみ」の場合は、当院のメニューにあるジュベルックのようなコラーゲン生成を促す注射、ウルセラピー プライムやソフウェーブのようなリフティング機器のほうが目的に合うことがあります。
私がリジュランを提案するかどうか決めるとき
判断の材料は、皮膚の厚み、赤みの出やすさ、そして悩みの中心が「肌の質」なのか「たるみ」なのか、の3つです。VOS皮膚科ではどの治療計画も私の肌分析から始め、パッケージではなく顔に合わせて機器や組み合わせを選びます。
目元にちりめん状の細かいしわが集まっているならリジュラン iが候補になります。洗顔後すぐにつっぱる乾燥が強い肌なら、ヒアルロン酸を含むHB+を考えます。逆に、写真で見ると肌はなめらかでも、横顔で口元の影が深くなっている場合、リジュランは主役になりにくいと考えます。
院長メモ
リジュランの変化は、受けた翌朝の鏡より、3回を終えた頃のメイクのりや肌の手触りで気づくものです。1回の渡航で大きな変化を期待している方には、飛行機を予約する前にその点を一度話しておきたいと思っています。
韓国で受けるか日本で受けるか、何で決めればよいですか
製剤と仕組みは、どこで受けても同じです。変わるのは「3回をどう通うか」「施術後に気になることが出たとき誰に診てもらうか」「説明を聞く言葉」の3点です。
差が大きいのは通い方です。年に数回ソウルへ行く予定がある方なら、渡航のたびに1回ずつ受ければ、1か月おきという間隔に近づけられます。一方、韓国へ行くのが年に1回の旅行だけという場合は、3回すべてを韓国で受けるのは現実的ではありません。その場合は、1回目を韓国で受けて2回目以降を日本の皮膚科で続けるか、最初から日本で3回通うほうが流れに合うこともあります。
途中で病院が変わる場合は、使った製剤の種類(ヒーラー、i、HB+)、注入した部位、施術日をメモして持ち帰ってください。次の医師が判断しやすくなります。
言葉の面では、VOS皮膚科には日本語のサイトとLINEの相談窓口があります。
施術当日から帰国便まで、肌はどう変わりますか
一般的な目安として、注射跡の小さな膨らみは数時間から翌日、赤みは1〜2日で目立たなくなることが多く、内出血が出た場合は1週間前後かかることがあります。
当院の診療時間は月・火・木が10〜19時、金曜が10〜20時、土曜が10〜16時で、水・日・祝日は休診です。たとえば木曜の夜に到着し、金曜に診察と施術、土曜は肌を休ませて、日曜の便で帰国する組み方なら、施術から搭乗まで丸1日以上あけられます。帰国当日の朝に施術を入れる計画は、内出血が出たときに隠す時間がなく、おすすめしにくい組み方です。
施術後の過ごし方は、次を目安にしてください。
- 当日のメイクは控え、翌日から様子を見て再開する
- サウナ、長風呂、飲酒、汗をかく運動は2〜3日控える
- 注入した部位を強くこすったり、マッサージしたりしない
- 機内は乾燥するので、保湿剤を手荷物に入れておく
気になるのは、腫れや内出血が残った顔で空港や職場に戻ることのほうでしょう。
到着日と帰国便の時刻が決まりかけている方は、その2つをLINEで送ってください。
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副作用とリスク、受ける前に知っておくこと
よく起こるのは、注射部位の痛み、赤み、腫れ、小さな膨らみ、内出血で、多くは数日で引きます。まれに感染、アレルギー反応、しこりが起こることがあります。
先に挙げた系統的レビューでも、報告された副作用の多くは注射部位の軽く一時的な反応でした。ただし、まれな反応も起こりえます。施術後に熱をもった腫れが広がる、痛みが日ごとに強くなる、膿が出るといった変化があれば、帰国後でもすぐに近くの皮膚科を受診してください。
当院では、アンプルのガラス片のような微細な異物を取り除くために、5μmの極細フィルター付きシリンジを使っています。器具の滅菌にはオートクレーブとUV滅菌器を使い、使い捨て器具は使い回しません。
痛みについては、HB+には局所麻酔成分のリドカインが含まれています。また当院では、亜酸化窒素(笑気)を使った鎮静をこれまで5,700件以上行ってきました。痛みへの不安が強い方は、施術前の相談でそのことを伝えてください。
リジュランを受けてよいかどうかの最終的な判断は、対面の診察で肌の状態を確かめてから行います。
VOS皮膚科へはどう行けばよいですか
住所はソウル特別市江南区彦州路806で、島山公園の前にある1〜4階の建物です。地下鉄7号線 江南区庁駅3番出口から徒歩11分、3号線 狎鴎亭駅3番出口と水仁・盆唐線 狎鴎亭ロデオ駅5番出口からはそれぞれ徒歩14分です。
建物の2階が相談室、3階がレーザー治療室になっています。明洞周辺に泊まる場合も、移動時間を見込んで予約時刻より早めに出るほうが落ち着いて受けられます。釜山から来る場合は、施術当日に長距離移動を重ねると腫れが引く前に疲れがたまりやすいため、ソウルに1泊を挟む計画が組みやすくなります。
診療時間はVOS皮膚科の日本語サイトに載せています。リジュランの種類と適応はリジュランの施術ページ、リフティングやコラーゲン注射との違いはフェイスラインの治療一覧と治療メニュー全体で確認できます。

LINEで相談する前に
送っていただきたいのは2つです。メイクをしていない顔を自然光で正面と左右から撮った写真と、いちばん気になっている場所(目元か、頬か、首か)をひと言です。日本で以前受けた注射やレーザーがあれば、その名前と時期も添えてください。
それを見て、リジュランの3種類のうちどれが候補になりそうか、3回をどう組むと渡航の予定に合うか、ほかの方法も並べて考えたほうがよいかをお伝えします。効果には個人差がありますが、自分の肌にどの選択肢が現実的かを先に知っておくと、航空券を取るときに迷いが減ります。相談はLINEから送れます。
リジュラン 韓国についてよくある質問
リジュランは1回だけ受けても意味がありますか?
リジュラン注射はどのくらい痛みますか?
施術のあと、いつからメイクできますか?
魚アレルギーがあってもリジュランを受けられますか?
1回目を韓国、2回目以降を日本で受けても大丈夫ですか?
効果には個人差があります。施術の結果・経過・ダウンタイムは人によって異なります。この記事はVOS皮膚科クリニックによる一般的な情報で、実際の診察に代わるものではありません。料金は公式料金表(韓国ウォン・VAT別途)に基づき、変更される場合があります。
