韓国でハイフ(ウルセラ)を受けるなら:効果が出ない理由と持続期間を皮膚科専門医が解説
韓国でハイフを考えている方へ。ウルセラ プライムは集束超音波(HIFU)の施術です。江南の皮膚科専門医キム・ホンソクが、効果が出やすい人、顔が薄い場合の対策、ショット数と持続期間、痛みを解説します。
受ける前に知っておきたいウルセラの「これ」|ウルセラの効果を実感しやすい顔|ハリとリフトアップのウルセラ総まとめ
キム・ホンソク院長のYouTubeより — 韓国語音声。消音で自動再生します。タップで音声オン。

こんにちは。VOS皮膚科クリニック院長、皮膚科専門医のキム・ホンソクです。皮膚科専門医になって21年、ソウル・江南の島山公園前にあるクリニックで、カウンセリングから施術まで私が自分で担当しています。リフトアップの相談でいちばん多く名前が挙がるのが、ウルセラです。ウルセラは日本でいう「ハイフ(HIFU)」の一種なので、韓国でハイフを考えている方にも役立つ内容です。そして多くの方が本当に知りたいのは、「ウルセラの効果は自分の顔にも出るのか」ということです。
診察室では、患者さんが両手で頬を持ち上げて「このくらい上がってほしいんです」とおっしゃいます。そのあとに続くのが、「顔が薄いのですが、こけませんか」「前に受けたのに効果を感じませんでした」「何ショット必要で、痛みはどのくらいですか」という質問です。このページは、2025年8月に公開した私のYouTube動画をもとに、海外から来られる方に向けて私が書き直したものです。
ページ上部の動画は、日本語に翻訳された字幕をつけて見ることができます。
先に結論
- ウルセラ プライムはSMASなど深い層に集束超音波を当てて引き上げる施術で、人によって違う層の深さをどれだけ正確に読むかで結果が大きく変わります。
- 顔が薄いからといって受けられないわけではありません。たるみとボリューム不足は別の問題なので、コラーゲンを促すブースターを組み合わせて輪郭を支え、こけた印象を和らげる方法を考えます。
- 表面の皮膚が内側の組織から浮いているように感じる肌では、ウルセラだけでは物足りなく感じやすく、1.5mmを狙うソフウェーブや浅い層のブースターを足すほうが合うことが多いです。
- 少ないショットを何度も受けるより、600ショット以上を中くらいのエネルギーでしっかり受けるほうを私はすすめています。1回で最長1年ほど続くよう設計された施術ですが、持続には個人差があります。
韓国のハイフ、ウルセラ プライムとは?結果が施術者で変わるしくみ
ウルセラ プライムは、顔を支える深い層に集束超音波を届けて引き上げる施術で、その層をどれだけ正確に読んで狙えるかで結果が大きく変わります(動画 00:32〜)。
集束超音波(HIFU)を日本では「ハイフ」と呼ぶため、韓国でハイフを探すとウルセラの名前が出てきます。ハイフの機器はいくつもありますが、ウルセラ プライムは画像で深さを確かめながら当てられるのが特徴です。
正式名称はウルセラピーで、そのアップグレード版がウルセラ プライムです。韓国では「ウルセラ2」と呼ばれることもあります。私がいちばん大きな変化だと感じているのは画面です。大きく鮮明になったことで、診断がしやすくなり、層の位置をより正確につかんで施術できるようになりました。DeepSEE画像の表示範囲は2倍に広がり、8mmの深さまで鮮明に見えます。
顔は表皮、真皮、脂肪、その下のSMAS、さらに深い脂肪、骨という層でできています。SMASは筋膜のようにしっかりした膜なので、ここを引き締めると顔全体が持ち上がります。ウルセラは3つの深さを使い分けます。
- 4.5mm:SMASを狙い、全体を引き上げます。
- 3.0mm:真皮の下層とその下の脂肪の層を狙い、ハリと引き締まった感じを出します。
- 1.5mm:真皮の上層(乳頭層)を狙います。
ただ、層の深さは人によって違います。韓国でウルセラが「施術者の手で変わる施術」と言われるのはこのためで、同じ機械でも施術する人によって結果が大きく違ってきます。私は画像で深さを確認してから、1mm間隔でショットを置いていきます。時間はかかりますが、そのぶん一つひとつを丁寧に当てられます。
顔が薄い人が韓国でハイフ(ウルセラ)を受けるとこける?老けるという心配
多くの場合は受けられます。たるみとボリューム不足は別の問題だからです。ただし顔が薄い方は、引き上げと一緒に支えを足す計画が必要になることが多いです(動画 03:12〜)。
ウルセラの副作用やデメリットを調べると、頬がこけて老けて見えるという話がよく出てきます。ウルセラは主にSMASを狙いますが、ときに脂肪や深い脂肪に作用して、顔が少しくぼんだように見えることがあります。どの程度起こるかには個人差があります。
それでも私は、こけが心配な方にも基本的にはウルセラをすすめています。頬にボリュームがあってもなくても、たるみは別の問題で、たるんだ組織を引き上げることはほかの機械ではなかなか難しいからです。大切なのは、足りない部分をどう補うかです。コラーゲンを促す製剤、いわゆるバイオスティミュレーターを組み合わせると、ラインがはっきりし、こけた印象もある程度防ぎやすくなります。PDLLA系のジュベルック ボリューム、PLLA系、ハイドロキシアパタイトカルシウム系、PCL系などがあります。
注入だけでもラインは整うかもしれませんが、たるみまでは解決できません。たるみに対しては、ウルセラが私の頼りにしている方法です。ウルセラだけでよくなる方もいますが、顔の形に合わせて組み合わせたほうが結果がよい方が多いのも事実です。どんな方に合うかは、ウルセラが向いている人について書いた記事でも整理しています。
ウルセラの効果を感じにくいのはなぜ?
表面の皮膚が内側の組織から浮いているように感じる肌では、深い層は上がっても表面がたるんだまま残るため、ウルセラだけでは物足りなく感じやすいのです(動画 05:42〜)。
肌を触ると、表面の皮膚と内側の組織がぴったりくっついておらず、離れているように感じる方がいます。こうした方は内側が上がっても、外側の皮膚はそのまま伸びた状態が残ります。「私はウルセラが全然効かなかった」とおっしゃる方の多くは、私の経験ではこのタイプの組織です。ですからカウンセリングでは実際に肌を触り、ウルセラだけで十分な方か、スキンブースターやほかの機械を組み合わせたほうがよい方かを判断します。
その選択肢の一つがソフウェーブです。同じ超音波ですが、ウルセラが4.5mm・3.0mm・1.5mmに点で集束させるのに対し、ソフウェーブは7本の端子から柱のように熱を出し、1.5mmの層に強いエネルギーを届けます。私が使って感じたのは、ウルセラの1.5mmだけでは表面へのエネルギーがやや弱いということです。ソフウェーブはそこをしっかり補ってくれます。施術後は肌が引き締まった感じがあり、きめ、毛穴、小じわが比較的早く整って、皮膚が内側にくっつくような感覚が出てきます。深い層はウルセラ、上の層はソフウェーブ。少したるみやハリの低下を感じる若い方には、ウルセラと組み合わせることが多い施術です。詳しくはソフウェーブが向いている人にまとめています。
層と年齢で選ぶ、ウルセラと相性のよい組み合わせ
深い層を支えるブースターはウルセラと、浅い層のブースターはソフウェーブと相性がよく、年齢によっても組み合わせは変わりますが、最後は診断で決めます(動画 09:33〜)。
ウルセラは、先ほどのPDLLA系、PLLA系、ハイドロキシアパタイトカルシウム系、PCL系のように深い層を支えるブースターと相性がよいです。ソフウェーブは表層を狙う施術なので、粒子の細かいPDLLA系スキンブースター、ヒト型コラーゲン系のブースター、ヒアルロン酸系のブースターなど、浅い層のブースターと組み合わせると、肌のハリやきめの質が変わったと感じる方が多いです。
韓国では組み合わせに呼び名もあります。ウルセラとサーマクールを合わせた「ウルマージ」は、集束超音波と高周波を組み合わせてハリを引き出す考え方です。ウルセラ プライムとソフウェーブを合わせたものは「ウルフウェーブ」と呼ばれます。私は若い方にはウルフウェーブを、40〜50代を過ぎた方にはウルマージをすすめることが多いです。
ただ、ほかの人に合っていたからといって、自分にも合うとは限りません。肌の状態も組織の厚みも、人によって違います。いちばん大切なのは診断で、ウルセラだけで十分か、どのブースターを足すべきか、表面のハリも整えたいならソフウェーブを組み合わせるかを、きちんと見極めることです。
ウルセラはどのくらい続く?何ショット受ければいい?
私の経験では、効果が続く期間はショット数におおむね比例するので、少ないショットを頻繁に受けるより、600ショット以上を一度にしっかり受けることをすすめています(動画 10:19〜)。
ウルセラは1年に1回と言われることが多いのですが、私はそうとは限らないと考えています。施術は最長1年ほど続くよう設計されていますが、私の経験では600ショットの場合、8か月ごろから効果が落ちてくると感じることが多く、これには個人差があります。患者さんには、だいたい400ショットで6か月、600ショットで8か月くらい、と説明しています。これは私の臨床での目安で、すべての方に当てはまる約束ではなく、個人差があります。
少なく受けると、結局頻繁に通う施術になってしまいます。それよりも、十分なエネルギーを密に入れる施術を繰り返すほうが、結果はよいと感じています。正直に言えば、ショット数が増えるほど費用が上がるのがいちばんの難点です。現在の当院の価格表では、ウルセラ プライム600ショットが2,880,000ウォン(20%イベント価格)、ウルセラ プライム600ショットとソフウェーブ200ショットを組み合わせたSignature Lift & Tighten Programが4,800,000ウォンです。価格は韓国ウォン・10%の付加価値税別で、変更されることがあります。ショット数と費用の考え方はウルセラの値段とショット数の記事、最新の価格は価格表で確認してください。
ウルセラ プライムは痛い?
痛みを感じることはありますが、中くらいのエネルギーで施術し、笑気麻酔を組み合わせることで、多くの方は十分に耐えられる範囲になります(動画 11:38〜)。
ウルセラはとても痛い、という話はよく聞きますし、施術後にパンパンに腫れた顔でテレビに出る方もいます。ですが私は、いまのウルセラはそこまで強いエネルギーで行う施術ではないと考えています。強いエネルギーで600ショットと、中くらいのエネルギーで600ショットでは、結果に大きな差はなく、むしろ強いエネルギーのほうが副作用のリスクが高くなります。600ショット以上の十分なショット数であれば、痛みを抑えたやり方で施術できます。さらに、吸入で行う笑気麻酔を使うと、想像していたよりずっと楽だったとおっしゃる方が多いです。VOSでは笑気鎮静を5,700件以上行ってきました。感じ方には個人差があります。
まとめると、「ウルセラを受けてきた」で終わるのではなく、診断をもとに肌の状態に合わせて組み立てることが大切です。実際に来院された方の様子は、インフルエンサーの体験レポートでも見ることができます。
韓国でハイフを受ける予定でLINEから相談されるときは、すっぴんで自然光のもと正面と横から撮った顔の写真、この1年に受けた注入やリフトアップ施術、韓国に滞在する日程を送ってください。
効果や回復の経過には個人差があり、どの施術をどう受けるかはカウンセリングで決めます。
動画の見どころ
この動画で話している施術
VOSで施術を受けた方の体験
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Q&A — よくいただく質問
韓国でハイフ(ウルセラ)の効果が出やすいのはどんな人ですか?
ウルセラは日本でいうハイフと同じものですか?
ウルセラを受けると顔がこけますか?
ウルセラの効果はどのくらい続きますか?1年に1回受けるものですか?
ウルセラ プライムは従来のウルセラと何が違いますか?
ソフウェーブとサーマクールFLX、ウルセラと組み合わせるならどちらですか?
効果・腫れ・回復には個人差があります。このページは院長の動画をもとにしたVOS皮膚科の一般的な情報で、診察に代わるものではありません。
キム・ホンソク院長について
ウルセラピー プライム(ウルセラ)は、最初の肌診断から経過チェックまで、キム院長が自ら担当します。
キム院長は美容皮膚科を専門とし、肌の再生、フェイスラインの改善、健やかなエイジングケアに取り組んでいます。患者さま一人ひとりの肌状態とご希望を丁寧に把握したうえで、自然で洗練された仕上がりを目指す治療計画をご提案します。
VOSでは、診断・施術・経過管理まで、同じ専門医が一貫して責任を持ちます。肌の構造と変化のパターンを正確に理解した診療が、仕上がりの完成度を高め、副作用のリスクを抑えます。
経歴・役職
- 現職
- VOS皮膚科クリニック 院長
- 皮膚科専門医
- 学歴
- 医学部 首席卒業
- 教職
- 清州大学 医療美容学科 兼任教授
- 東国大学 美容医科学科 兼任教授
- 学会役員
- 大韓皮膚科医師会(KDA)理事
- 大韓アンチエイジング皮膚科学会(KAAD)理事
- 委員会
- 大韓皮膚科学会 学術委員
- 大韓皮膚科医師会(KDA)情報委員
- 所属学会
- 大韓皮膚機能医学会 会員
- 大韓レーザー医学会 会員
ブランドアドバイザー
- スキンケア
- The Scent
- スキンシューティカルズ
- ラ ロッシュ ポゼ
- AHC
- ビオデルマ
- エタピュール
- 注入製剤
- ジュベルック
- リバイブ
- ラプレン
- リジュラン
- 医療機器
- ウルセラ
- サーマージュ
- ソフウェーブ
- クールスカルプティング
- ミラジェット
講演、ライブデモ、ブランド教育 — 韓国とアジア各地で。
- 掲載されている学会発表・講演
- 116
- 掲載期間
- 2016–2026
- 2023年(掲載件数が最多の年)
- 25
講演JULIA SUMMIT GLOBALジュベルック ジャーニー — 招待講演 · 2025
学会APS Korea 2026韓国美容形成外科学術大会 · 2026
学会第28回 春季学術大会大韓皮膚科医師会 · 2026
学会KOREADERMA 2025ソウル COEX · 2025
ライブデモIMLG 2025海外の医師向けライブ注入トレーニング · 2025
講演JULIA SUMMIT ASIA 2025香港での発表 · 2025
ライブデモIMLG 2025講師・参加医師との集合写真 · 2025
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ライブデモIMLG 2025手順を解説しながらのライブデモ · 2025
ブランドイベントCOSRXブランドイベント(ソウル) · 2025
主な国際学会・主要学会
- 2026
- APS Korea 2026
- 第28回 大韓皮膚科医師会 春季学術大会
- Baim Global Jupiterシンポジウム 招待講演
- 2025
- JULIA SUMMIT GLOBAL – Juvelook Journey
- JULIA SUMMIT ASIA 2025香港
- KOREADERMA 2025
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- 第9回 大韓皮膚科医師会 手技教育
- 2024
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- ジュベルック ローンチシンポジウム(台湾)
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- 2023
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- 2022
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- 第13回 I-SWAM インドネシア
メディア出演
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- 「肌寿命のゴールデンタイム」(2021年7月)
- パク・ヨングァンのラジオショー — 月曜レギュラー
- 「グッドモーニング」— 春の日差しと肌(2023年3月)
- チョ・ウジョンのFM大行進 — ドクターファミリーコーナー
- 「メン・オン・エア」— 夏のスキンケア
論文・著書
- Juvelook Comparative Pain Assessment
- 化粧品カウンセリング学 専門家課程
- 皮膚美容 成分学
出典:VOS皮膚科 公式サイト(韓国語)の院長プロフィール
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