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ニキビ跡・毛穴

韓国 肌管理は「エステと同じ」?皮膚科で受ける前にほどく思い込み

韓国 肌管理は、皮膚科医が肌を診たうえで医療機器や注射を使う施術です。よくある思い込み、帰国便までの赤みの目安、リスクを皮膚科専門医が説明します。

皮膚科医の春季学術大会の演台で講演するキム・ホンソク院長

韓国 肌管理とは、皮膚科で肌の状態を診断したうえで、ハイドラフェイシャルのような洗浄・保湿の施術から、レーザー、肌に打つ注射までを組み合わせて肌を整える医療のことです。日本で思い浮かべるエステと違うのは、医師が肌を診て、医療機器や注射を使える点にあります。そしてソウルに数日だけ滞在する方の多くが気にされるのは、帰国便に乗るまでに赤みや注射跡が引くかどうかでしょう。

私はキム・ホンソクです。VOS皮膚科クリニックの院長で、皮膚科専門医として21年診療を続けてきました。当院では相談から施術まで私が直接担当しています。「肌管理」という言葉が独り歩きしやすいので、皮膚科医の立場から、よく耳にする思い込みを一つずつほどいていきます。

お母さまや娘さんと一緒の旅行で肌管理を考えている方は、帰国便の日付と、気になっている部分(毛穴、ニキビ跡、シミ、くすみなど)の写真を1枚、LINEで送ってください。日本語でお返事しますので、滞在日程と合わせて相談を始められます。

LINEで写真と帰国便の日付を送る
VOS皮膚科クリニック 院長・皮膚科専門医 キム・ホンソク
院長のキム・ホンソクです。カウンセリングから診断、施術まで、すべての患者さまを私が担当しています。

韓国の皮膚科の肌管理は、エステと何が違う?

違いは、医師が肌を診断し、医療機器や注射を使えることです。韓国では「肌管理」が肌の施術全般を指す呼び名として広く使われているため、同じ言葉の中にサロンのフェイシャルと皮膚科のレーザーが混ざって紹介されています。

「肌管理はパックやマッサージの延長」という思い込みには、少しだけ本当の部分があります。たとえばハイドラフェイシャルは、角質や汚れを取り除いてから保湿まで行う、肌に傷をつけない施術です。VOSの施術資料では、所要時間は約30分、施術後すぐに日常生活へ戻れる施術として案内しています。

ただ、皮膚科の肌管理はそこで終わりません。当院の機器にはFraxel Dual 1927やFotona Nd:YAGといったレーザーがあり、リジュランやジュベルックのように肌に直接打つ注射もあります。これらは皮膚の中に熱や薬剤を届けるため、医師の診断と、滅菌や使い捨て器具の管理が欠かせません。VOSでは、オートクレーブとUV滅菌器、使い捨て器具の徹底、機器の定期点検を院内の基準にしています。

消費者庁は、美容医療を受ける前に、施術の内容やリスク・副作用を確認し、納得してから契約するよう呼びかけています。肌管理という柔らかい言葉で紹介されていても、医療である以上、この確認は同じように必要です。

「ダウンタイムなしなら帰国前日でも平気」は本当?

半分は本当です。肌に傷をつけない施術なら帰国前日でも組み込みやすい一方、レーザーや注射では赤み・腫れ・内出血・注射跡が出ることがあり、引くまでの日数は施術の強さと肌の状態で変わります。

施術のタイプ施術後に出やすいこと帰国便との組み方
ハイドラフェイシャルVOSの資料では約30分、施術後すぐに日常生活へ滞在の後半にも入れやすい
ウルセラピー プライム(超音波)軽い赤みが1〜2日出ることがある(VOSの資料)赤みが出ても帰国前に様子を見られる日に
レーザー・肌に打つ注射赤み、腫れ、内出血、注射跡。程度は強さと肌で異なる診察で強さを決めてから日程を組む

「ダウンタイムなし」という言葉は、多くの場合「日常生活に戻れる」という意味で、「何も起きない」という意味ではありません。メイクで隠せる程度の赤みでも、飛行機の乾燥した空気の中で数時間過ごすと、つっぱりやヒリつきを感じる方がいます。注射跡と帰国便の関係は、リジュランを受けた後の帰国便までの考え方にまとめています。

日程の組み方では、クリニックの休診日も効いてきます。VOS皮膚科クリニックは水曜・日曜・祝日が休診で、土曜は10時から16時までです。日曜や月曜の朝の便で帰国する場合、受診できる最後の日は土曜になります。到着した翌日に診察を受け、刺激の強い施術ほど滞在の前半に置く、という順番で考えると、帰国前に肌の様子を確かめる時間が残ります。

院長メモ

皮膚科医として気になるのは、帰国後に赤みや色素沈着が出たとき、施術した医師がすぐそばにいないことです。だから滞在が短い方ほど、回復の読みやすい施術から考えるのが筋だと私は思っています。強めの施術は、次に韓国へ来る機会に回しても遅くありません。

到着日と帰国便の日時、試してみたい施術名が決まっていれば、その3つをLINEで送ってください。日本語でお返事し、休診日を避けた受診日の候補を一緒に確認します。

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VOS皮膚科クリニック(ソウル・江南)の院内の様子

毛穴やニキビ跡は、1回で消えるものではありません

毛穴の目立ちやニキビ跡は、皮脂、肌のたるみ、凹んだ瘢痕といった原因が重なっていることが多く、1回で消えると期待すると結果とのずれが大きくなります。

思い込みの中にある本当の部分は、「施術直後に肌が変わって見える」ことです。ハイドラフェイシャルについて、VOSの資料では施術直後のうるおいと明るさ、乾燥・毛穴・赤み・小じわ・くすみへのアプローチを挙げています。これは皮脂や角質が取れて水分が入ることによる変化で、毛穴の形そのものを作り替えるものとは別の話です。

毛穴が縦に伸びて見える場合は、皮膚のハリの低下が関わっていることがあります。凹んだニキビ跡は、真皮の傷あとが原因です。一般に、フラクショナルレーザーは皮膚に細かな点状の熱を入れ、数週間から数か月かけて皮膚の作り替えを促す仕組みで、変化はゆっくり現れます。

シミも同じです。シミと呼ばれるものには日光によるもの、炎症のあとに残るもの、肝斑などがあり、肝斑は強い刺激で濃くなることがあるため、種類を見分けずにレーザーを当てるのは避けるべきだと考えられています。

「おすすめの肌管理」が人によって違うのはなぜ?

同じ「毛穴が気になる」という悩みでも、原因、肌の薄さ、最近の日焼け、日本に戻ってからの生活が違えば、合う施術は変わるからです。誰かのおすすめをそのまま受けると、自分の肌の原因とずれることがあります。

VOSでは、肌分析にもとづいた1対1のカウンセリングを行っており、3D肌分析で複雑な肌の悩みを細かく確認しています。VOS スキンMBTIもメニューの一つです。カウンセリングで何を聞けばよいか迷う方は、相談の場で確かめたい質問も参考にしてください。

皮膚科医が施術を選ぶとき、判断の材料になるのは次のような点です。

  • 赤みや色素沈着が出やすい肌かどうか
  • 肝斑が混ざっていないか
  • 施術前の数週間に強い日焼けをしていないか
  • 帰国後に日焼け止めと保湿を続けられる生活かどうか

ご家族で来る場合は、年代で悩みの中心が変わることも多いものです。20〜30代は毛穴やニキビ跡、50〜60代は頬や輪郭のたるみとくすみが重なりやすく、後者ではウルセラピー プライム、サーマクール FLX、ソフウェーブのようなリフティング機器が話題にのぼることもあります。同じ日に同じ施術を受けるより、それぞれの肌に合わせて別々に組むほうが自然です。

肌管理のリスクと、向いていないケース

肌管理にも、赤み・腫れ・内出血、まれに感染ややけど、そして炎症後色素沈着といったリスクがあります。施術が合うかどうか、どの強さで行うかは、来院時の診察で決めます。

皮膚科の情報サイトDermNetは、炎症後色素沈着は肌の色が濃い人ほど起こりやすく、薄くなるまで数か月以上かかることがあると説明しています。日本人の肌でもレーザーのあとに起こりうるため、帰国後の紫外線対策が回復を左右します。

一般に、次のような場合は施術を見送るか、先に医師と相談が必要です。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 施術部位にニキビの強い炎症、ヘルペス、湿疹がある
  • 直前に強い日焼けをした
  • ニキビの内服薬(イソトレチノイン)を服用中、または服用をやめて間もない

痛みが心配な方には、亜酸化窒素(笑気)による意識下鎮静を用意しています。VOSでの実施は5,700件を超えています。注射に使う注射器には5μmのフィルター付きのものを使い、アンプルのガラス片のような微細な異物が入るのを防いでいます。

効果には個人差があります。同じ施術でも、赤みの出方や引くまでの日数は肌によって違います。

VOS皮膚科クリニック(ソウル・江南)の院内の様子

帰国後に赤みやヒリつきが続いたら、どうする?

まず、受けた施術名・機器名・施術日を控えておいてください。日本の皮膚科を受診したとき、何をされたのかを正確に伝えられるかどうかで、診察の進み方が変わります。

帰国後の数日は、強い日焼けを避け、保湿を続け、角質ケアやスクラブは控えるのが一般的です。赤みが少しずつ引いていくなら様子を見てよいことが多い一方、強い痛み、膿、水ぶくれ、広がっていく赤みがある場合は、早めに日本の皮膚科を受診してください。経過で気になることがあれば、写真を添えて施術を受けたクリニックにも伝えておくと記録が残ります。

美容医療のトラブルについては、国民生活センターが2026年にも、男性を含めて相談が増えていると注意を呼びかけています。契約や説明の内容で困ったときは、日本の消費生活センターに相談する方法もあります。

ソウル・江南区彦州路にあるVOS皮膚科クリニックの外観
島山公園の向かい、彦州路にあるクリニックで皆さまをお迎えします。

LINEで送る前に

写真はメイクを落とし、窓際の自然光で正面から1枚撮ると、毛穴やシミの状態が伝わりやすくなります。ご家族の分もまとめて送る場合は、写真ごとに誰の肌か、いちばん気になっている部分はどこかを一言添えてください。

その写真と、ソウルに到着する日と帰国便の日付を、LINEで送ってください。日本語でお返事します。韓国 肌管理を初めて受ける方も、まずは日程と写真を送るところから始められます。所在地や施術の一覧はVOS皮膚科クリニックの日本語サイトで確認できます。

FAQ

韓国 肌管理についてよくある質問

肌管理とは、具体的にどんな施術を指しますか?
韓国では、肌の状態を整える施術全般を広く「肌管理」と呼んでいます。皮膚科では、ハイドラフェイシャルのような洗浄・保湿の施術、レーザー、肌に直接打つ注射などを、医師の診断にもとづいて組み合わせます。同じ言葉でもサロンのフェイシャルとは中身が違うため、何をする施術なのかを確認してから選んでください。
韓国の肌管理は初心者でも受けられますか?
受けられます。初めての方は、肌に傷をつけないハイドラフェイシャルのような施術から考えると、帰国便までの日程を組みやすくなります。VOSの資料では約30分で、施術後すぐに日常生活へ戻れる施術として案内しています。レーザーや注射を加えるかどうかは、診察で肌を見てから決めます。
肌管理は痛いですか?
施術によって違います。ハイドラフェイシャルは肌に傷をつけない施術ですが、レーザーや注射ではチクチクした痛みや熱さを感じることがあります。VOSでは痛みが心配な方のために、亜酸化窒素(笑気)による意識下鎮静を用意しています。
日本語で相談できますか?
VOS皮膚科クリニックには日本語のサイトがあり、LINEで日本語の相談を受け付けています。院内での通訳の体制など来院時の詳しいことは、予約の際にLINEで確認してください。
クリニックの場所と診療時間を教えてください。
所在地はソウル特別市江南区彦州路806(1〜4階)で、地下鉄7号線江南区庁駅3番出口から徒歩11分です。診療時間は月・火・木が10〜19時、金が10〜20時、土が10〜16時で、水・日・祝日は休診です。

効果には個人差があります。施術の結果・経過・ダウンタイムは人によって異なります。この記事はVOS皮膚科クリニックによる一般的な情報で、実際の診察に代わるものではありません。料金は公式料金表(韓国ウォン・VAT別途)に基づき、変更される場合があります。

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