稗粒腫の取り方:自分でつぶさない理由と皮膚科での除去、4つの予防法
稗粒腫の取り方を、ソウル・江南の皮膚科専門医キム・ホンソクが解説します。針でつぶさない理由、皮膚科のレーザー除去、自然に取れるかどうか、目の下にできやすい4つの原因と予防法をまとめました。
目の下の稗粒腫はなぜできる?皮膚科医が教える稗粒腫の予防法4つ(すっきりした目元のために)
キム・ホンソク院長のYouTubeより — 韓国語音声。消音で自動再生します。タップで音声オン。

こんにちは。VOS皮膚科クリニック院長、皮膚科専門医のキム・ホンソクです。韓国の皮膚科専門医として21年、ソウル・江南の島山公園前にあるクリニックで、カウンセリングから施術まで私が自分で担当しています。
知人に「皮膚のどんな話が聞きたい?」と尋ねたところ、最初に返ってきたのが「稗粒腫ってどうすればできなくなるの?」でした。稗粒腫の取り方と、そもそもできにくくする方法は、ケア次第でかなり変わります。このページは2024年2月のYouTube動画をもとに、海外の方向けにまとめ直したものです。ページ上部の動画は、日本語に翻訳された字幕をつけて見ることができます。
先に結論
- 稗粒腫は、はがれるはずの角質が皮膚の中に閉じ込められてできる白く丸い粒で、1つだけのことも、いくつか固まってできることもあります。
- 針で自分でつぶそうとしてもうまく取れないことが多く、傷や色素沈着の原因になります。皮膚科ならレーザーで1分もかからずに取れます。
- 大人のはっきり見える稗粒腫は、放っておいても自然にはまず消えません。ごく小さいものは角質ケアで抜けることがあります。
- 予防には、角質のターンオーバーを助けること、傷テープ・ワセリン・メイクで長時間ふさがないこと、ステロイドを習慣的に塗らないことが大切です。
稗粒腫とは:閉じ込められた角質の白い粒です
稗粒腫は、はがれるはずの角質が皮膚の中に閉じ込められてできる、白く丸い良性の粒です(動画 00:22〜)。
1956年に発表された論文では、稗粒腫は皮膚にできる良性のできもののなかで、もっとも多いものだと報告されています。小さいものもあれば比較的大きいものもあり、1つだけできることも、いくつも固まってできることもあります。本来なら自然にはがれて出ていく角質が、どこかで引っかかり、深いところで塊になって見えている状態です(動画 00:55〜)。汗管腫や扁平いぼと見分けがつきにくいと思われがちですが、これらはほぼ肌の色に近く、稗粒腫ははっきり白いので、診察すればたいてい見た目で区別できます(動画 01:13〜)。目の下はとくに気づかれやすい場所ですが、ここで説明する原因は顔のどこにできる稗粒腫にも当てはまります。
自分で針でつぶすのはやめてください
稗粒腫は見た目より深いところにあり、針で押し出そうとしてもうまく取れないことがほとんどです(動画 05:54〜)。
指でむしったり、針を消毒して刺して押し出したりする方は本当に多いです。ですが、無理に出そうとすると傷になり、その傷があとで色素沈着として残ることがあります。皮膚科での処置そのものはとても簡単で、レーザーでぽんと一度取り出せば、1つあたり1分もかかりません(動画 06:10〜)。簡単に取れるものを、わざわざ自分でいじって色素沈着などの問題を作る必要はないので、気になるなら皮膚科で軽く取ってもらうことをおすすめします。
VOSでは、ほくろや脂漏性角化症、稗粒腫などの小さな良性の病変を、CO₂スポットレーザーで取る施術としてVOSの料金表に掲載しています。料金は1万〜5万ウォンで、別途VAT10%がかかります。国籍による料金の違いはありません。
放っておけば自然に取れる?
大人のはっきり見える稗粒腫は、放っておいても自然にはまず消えません(動画 06:47〜)。
新生児にできる稗粒腫は、皮脂腺が十分に発達しないまま生まれたことによる構造的なもので、時間がたつとほとんど自然に消えます(動画 06:31〜)。一方、大人で塊がはっきり見える稗粒腫は、すでにしっかり閉じ込められた状態です。ごく小さいものであれば、角質ケアやレチノールで角質がはがれるときに一緒に抜けることもあります(動画 06:59〜)。けれども、誰が見ても盛り上がっているくらいの大きさは、肌にとってはかなり大きな塊なので、自然に取れることは期待しにくく、除去が必要です。
稗粒腫はうつったり広がったりしない
稗粒腫は感染する病気ではないので、1つから隣へ広がることはありません(動画 07:58〜)。
ただ、ある1か所だけ角質がうまくはがれない、ということはあまりなく、そのまわり全体が同じ状態になっていることが多いです(動画 07:28〜)。そのため、単独でできることもあれば、いくつも並んでできることもあります。これは広がったのではなく、同じ環境の影響でそれぞれ独立してできているということです。だからこそ、取ったあとは次の4つの原因を見直すことが予防になります。
できにくくする4つの習慣
原因は、角質のはがれにくさ、長時間の密閉、厚塗り、ステロイドの長期使用の4つで、それぞれ習慣で減らせます(動画 01:27〜)。
1つめは角質です。とくに理由もなく1つ2つできるなら、角質がうまくはがれていない可能性があります。AHAやBHAが入った角質ケア用の化粧品を週に1〜2回使うことが役立ちます(動画 01:49〜)。レチノール、レチナールなどのレチノイド系化粧品や医薬品は、角質のターンオーバーを早めるので、続けて使うとある程度の予防が期待できます(動画 01:58〜)。角質ケア成分の選び方は動画ノートピーリングの成分AHA・BHA・PHAの違い、レチノールの始め方は韓国のレチノールの選び方と使い方で解説しています。
2つめは傷の保護テープです。子どもが転んで顔をすりむいたとき、ハイドロコロイドの保護テープを2〜3週間貼りっぱなしにすることがありますが、密着力が強いので、はがれるはずの組織が中に閉じ込められ、まわりに稗粒腫ができることがよくあります(動画 02:22〜)。日中は貼っておき、夜に洗ったあと30分から1〜2時間ほど開けて空気に触れさせ、寝る前にまた貼る、というように間をあけてください(動画 03:16〜)。
3つめは厚塗りです。保湿のためのワセリンは良いものですが、私がいつも「薄くのばして」と言うのは、厚く長期間塗り続けると角質がはがれるのを妨げることがあるからです(動画 03:45〜)。メイクも同じで、プライマーとファンデーションを厚く重ね、洗い残しがある状態を毎日くり返すと、稗粒腫ができる可能性が高くなります(動画 04:13〜)。1回の厚いメイクですぐにできるわけではありません。
4つめはステロイド外用薬です。炎症がすぐ治まるので長く使い続ける方がいますが、皮膚が薄くなり血管が増えるなかで稗粒腫ができることがあります(動画 04:51〜)。病院に行けないまま習慣的に塗っているなら、いったん中止して原因を診てもらうことが大切です。皮膚科での肌管理の考え方は韓国の肌管理でよくある誤解にもまとめています。実際に来院した方の様子はインフルエンサーのVOS体験でご覧いただけます。
肌の状態には個人差があり、それが稗粒腫かどうか、どう取るかはカウンセリングで決めます。
動画の見どころ
VOSで施術を受けた方の体験
VOSで施術を受け、その様子を発信したインフルエンサーの体験談です。
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Q&A — よくいただく質問
稗粒腫の取り方として、針で押し出すのはだめですか?
皮膚科ではどうやって取りますか?
目の下の稗粒腫は放っておけば消えますか?
稗粒腫はうつったり広がったりしますか?
何度もできる人は、どうすれば予防できますか?
効果・腫れ・回復には個人差があります。このページは院長の動画をもとにしたVOS皮膚科の一般的な情報で、診察に代わるものではありません。
キム・ホンソク院長について
キム院長は美容皮膚科を専門とし、肌の再生、フェイスラインの改善、健やかなエイジングケアに取り組んでいます。患者さま一人ひとりの肌状態とご希望を丁寧に把握したうえで、自然で洗練された仕上がりを目指す治療計画をご提案します。
VOSでは、診断・施術・経過管理まで、同じ専門医が一貫して責任を持ちます。肌の構造と変化のパターンを正確に理解した診療が、仕上がりの完成度を高め、副作用のリスクを抑えます。
経歴・役職
- 現職
- VOS皮膚科クリニック 院長
- 皮膚科専門医
- 学歴
- 医学部 首席卒業
- 教職
- 清州大学 医療美容学科 兼任教授
- 東国大学 美容医科学科 兼任教授
- 学会役員
- 大韓皮膚科医師会(KDA)理事
- 大韓アンチエイジング皮膚科学会(KAAD)理事
- 委員会
- 大韓皮膚科学会 学術委員
- 大韓皮膚科医師会(KDA)情報委員
- 所属学会
- 大韓皮膚機能医学会 会員
- 大韓レーザー医学会 会員
ブランドアドバイザー
- スキンケア
- The Scent
- スキンシューティカルズ
- ラ ロッシュ ポゼ
- AHC
- ビオデルマ
- エタピュール
- 注入製剤
- ジュベルック
- リバイブ
- ラプレン
- リジュラン
- 医療機器
- ウルセラ
- サーマージュ
- ソフウェーブ
- クールスカルプティング
- ミラジェット
講演、ライブデモ、ブランド教育 — 韓国とアジア各地で。
- 掲載されている学会発表・講演
- 116
- 掲載期間
- 2016–2026
- 2023年(掲載件数が最多の年)
- 25
講演JULIA SUMMIT GLOBALジュベルック ジャーニー — 招待講演 · 2025
学会APS Korea 2026韓国美容形成外科学術大会 · 2026
学会第28回 春季学術大会大韓皮膚科医師会 · 2026
学会KOREADERMA 2025ソウル COEX · 2025
ライブデモIMLG 2025海外の医師向けライブ注入トレーニング · 2025
講演JULIA SUMMIT ASIA 2025香港での発表 · 2025
ライブデモIMLG 2025講師・参加医師との集合写真 · 2025
ブランドイベントスキンシューティカルズNext Beauty Code(台湾) · 2025
ライブデモIMLG 2025手順を解説しながらのライブデモ · 2025
ブランドイベントCOSRXブランドイベント(ソウル) · 2025
主な国際学会・主要学会
- 2026
- APS Korea 2026
- 第28回 大韓皮膚科医師会 春季学術大会
- Baim Global Jupiterシンポジウム 招待講演
- 2025
- JULIA SUMMIT GLOBAL – Juvelook Journey
- JULIA SUMMIT ASIA 2025香港
- KOREADERMA 2025
- SkinCeuticals: Next Beauty Code台湾
- 第9回 大韓皮膚科医師会 手技教育
- 2024
- AMWC-TDAC 台湾
- ジュベルック ローンチシンポジウム(台湾)
- KSDS 第2回国際学会 ソウル
- 第1回 Ulthera Focus Group Meeting
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- 2023
- AMWC Japan
- 第41回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会
- ACDS 2023
- MEVOS 大連
- 2022
- 米国レーザー医学会(ASLMS)
- 第13回 I-SWAM インドネシア
メディア出演
- 「アチムN」— 多汗症と化粧品の選び方
- 「肌寿命のゴールデンタイム」(2021年7月)
- パク・ヨングァンのラジオショー — 月曜レギュラー
- 「グッドモーニング」— 春の日差しと肌(2023年3月)
- チョ・ウジョンのFM大行進 — ドクターファミリーコーナー
- 「メン・オン・エア」— 夏のスキンケア
論文・著書
- Juvelook Comparative Pain Assessment
- 化粧品カウンセリング学 専門家課程
- 皮膚美容 成分学
出典:VOS皮膚科 公式サイト(韓国語)の院長プロフィール
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